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美しい間接照明のポイント

こんにちは、図面作成担当山田です。

天井や壁面に光を反射させて、美しい光のグラデーションを演出する「間接照明」。
照明器具からの直接的な光と比べると明るさは感じにくいですが、優しさや柔らかさのある明かりが癒し空間を作り上げます。
新築住宅を検討する際に必ずと言っていい程憧れる空間演出ではないでしょうか。

間接照明は設計の段階から間取りやデザインを含めて考える方がキレイにまとまるため、ご希望の場合は初めにお伝えいただく方がベストです!

「キレイにまとまる」ってなぁに?という方の為に、今回は施工事例を元に美しく見えるポイントをご紹介いたします!

①天井や壁に設置する設備品(換気口 等)の位置に注意⚠

天井面や壁面など、どこの面を照らすのか?を一度考えてみましょう。
その光の先に換気口や煙感知器などの設備品はありませんか??
煌々と照らされる設備品が、その空間の主役になってしまします。


照明と設備はバラバラに考えがちですが、天井から床まで空間全体が美しい仕上がりになるかをイメージすることで、完成度に違いが出てきますよ!

↑トイレは換気扇の位置に要注意。

↑キッチン周りですと、煙感知器に要注意です。
この場合は光が当たりにくいよう、できるだけキッチン側に寄せています。

↑全部屋に共通していることは、エアコンの取り付け位置。
後々取り付ける方でも、先にコンセントのみ設けるケースがあります。
その際、照明の光が届かない場所にコンセントを設置するとデザインを損ないません。
将来エアコンを取り付けた時に「なんだこれ~!気付かなかった~!」とショックを受けない為にも先にしっかり考えることをお勧めします。

②扉や窓の高さに注意⚠

天井までの高さの扉は高級感がありますし、天井から大きな窓を取り付けると開放感があります。
しかし、それが原因で間接照明はできません!なんてことになったらショックですよね。
特に窓は工事の初めの方に取り付けるので、後々「間接照明をここにしたい!」と思っても、手遅れで泣く泣く諦めるなんてことも・・・。

そうならない為にも、設計の段階から間接照明の希望はしっかりと伝えましょう!

↑上下どちらの写真も、天井を下げて施工しています。

③床を照らす場合は、床材に注意⚠

間接照明は、基本として照明器具が見えない方が美しいとされています。
床面を照らす場合うっかりしてしまうのが、光沢感のある床材に映り込む照明器具です。

光の反射でまさかの器具が丸見え!玄関タイルは要注意です。

↑フローリングの場合はできるだけマットな質感の床材を。
寝室ですと絨毯は間違いなく反射を避けることができるのでお勧めです!

以上、3点をご紹介させていただきました。
天井・壁・床・照明器具・配線・設備品・カーテンなど…全体的にイメージをして、素敵な空間になっているのか。
RID HOUSEではそんなトータルコーディネートを心掛けております。

漠然としたイメージや希望をスタッフがカタチに致します。
お気軽にご相談ください!

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